性的暴力が「痩せられない」「自己免疫疾患」の原因 トラウマ・PTSDを癒すCBDとは?
性的暴力が「痩せられない」「自己免疫疾患」の原因に
「性的暴力のトラウマを経験した人は、体重コントロールが難しい」
アメリカの「性医学」の専門家で、心理セラピストでもある、キーシャ・エワーズ博士は、
ダイエット・プログラムで、途中リタイアしてしまう、
女性たちには、幼少期、思春期に、「性的暴力」
を経験しているケースが多いことを発見しました。
さらに、過去に性的暴力を経験してる人は、
「自己免疫疾患」を患っていることが多いこともわかったそう。
「自己免疫疾患」は、ウイルスなどから体を守る役割を持つ、
「免疫系」が”過剰反応”を起こして、
自分自身の正常な細胞や組織を攻撃してしまう病気です。
「関節リウマチ」「乾癬」「クローン病」
「全身性エリテマトーデス」「1型糖尿病」
「多発性硬化症」「潰瘍性大腸炎」「バセドウ病」
などが、主な自己免疫疾患です。
「性的暴力」で「自己免疫疾患」が発症する仕組み
なぜ、性的暴力を経験している人に、「自己免疫疾患」が多いのか?
それは、そういう経験によって、
「この世界は危険な場所で、私を傷つける。」
という「トラウマ」(記憶)が、脳内にできてしまうから。
これは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)とも、呼ばれるもの。
トラウマ・PTSDは、電気シグナルとして、
「扁桃体」に、「記憶」というカタチで刻まれると、エワーズ博士は言います。
「扁桃体」は、恐怖、不安、悲しみ、記憶に関与する脳の部位です。
トラウマ・PTSDを持つ人の脳内では、
「この世界は、危険な場所で、私を傷つける。
最大限に防衛セヨ!!」
という電気シグナルが、常に、発信されている。
つまり、常に体が「自分は攻撃されている」
と認識・判断しているということ。
すると、人体の防衛機能である、
「免疫系」が”過剰反応”して暴走し、
自分自身の正常な細胞や組織を攻撃しはじめる・・・。
その結果、「自己免疫疾患」を発症するというのです。
これが、トラウマで、自己免疫疾患が発症する仕組みであると、エワーズ博士は言います。
トラウマは、電気信号として脳に刻まれる
病気が発症する10年、20年前に、性的なトラウマを体験していることが多いということ。
ちなみに、エワーズ博士によると、人の「記憶」とは電気シグナルであり、「ストーリー」(解釈)であるといいます。
例えば、「あの時の、性的暴行によって私の人生は、めちゃくちゃにされた」
という「解釈」(ストーリー)が、扁桃体に、「電気シグナル」として、刻まれている。
そして、その「解釈」(電気シグナル)によって、
「自分は攻撃されている」と体が判断し、免疫の過剰反応を起こしている。
つまり、”出来事そのもの”が、
問題なのではなく、”出来事への解釈”(ストーリー)が、
トラウマやPTSDを引き起こしている、ということ。
私のメンターで、人間行動学の世界的権威の、ジョン・ディマティーニさんが、
「何が起きたか、という問題ではなく、その出来事をどう捉えるか、という問題なのだ」
とよく言っているのは、まさにこのこと。
つまり、トラウマについての「認識」(解釈・捉え方)
が、自己免疫疾患の原因になっているということです。
CBDは、脳のバリアを突破する
「大麻草」に含まれる、有効成分のカンナビジオール(CBD)
は、脳の「扁桃体」に、直接、働きかけることで、
”トラウマの電気シグナルを、正常に書き換える”
と、エワーズ博士は言います。
ちなみに、人間の脳は、「血液脳関門」
と呼ばれる、”脳のバリア”に守られています。
細菌・ウィルスなどの、有害なものから、脳を防御するシステムです。
でも、このバリアのせいで、「薬」を脳に入れようとしても、
目的の0.1パーセントしか入らないという弊害も。
脳のバリアを突破できないことが、医療者たちの、長年の悩みでした。
しかし、CBDなどの、「カンナビノイド」は、フリーパスで、
いともカンタンに、「血液脳関門」を突破する。
「扁桃体」に、ダイレクトに働きかけて、
トラウマの電気シグナルを正常に書き換える効果があると、エワーズ博士は言います。
CBDの即効性
ちなみに、私が愛用する、CBDヘンプエキスは、
”ナノリポソーム”
という最新科学の技術で吸収率を高めているから、
口に入れてから、35ミリ秒(ミリ秒は、1000分の1秒)で、
血中に吸収され、すぐにCBDが、脳に配達される。
開発主任のドクターの臨床実験では、CBDヘンプエキスを摂取してから30〜60分後には、
脳の画像スキャンで、脳波が変わることが確認されています。
つまり、CBDには、即効性があるということです。
CBDがトラウマ・PTSDを癒す仕組み
そして、「扁桃体」の電気シグナルが書き換わると、
「ストーリー」(解釈、認識)も自然に書き換わると、エワーズ博士は言います。
例えば、「あの時の、性的暴行があったから、
私は、人生を大きく変えることができていたんだ。
今の夫に出会えたのも、あの出来事のおかげだったんだ。」
というような、”気づき”が起きる。
すると、トラウマ(記憶)についての「ストーリー」(解釈)が書き換わる。
つまり、気づきによって、認識が変わるということ。
こんな風に、CBDなどの「カンナビノイド」は、
扁桃体に、直接、働きかけて、”意識の変容”を起こすのです。
「フラッシュバック」を抑制する「至福物質」
また、「カンナビノイド」は、脳内で、セロトニンや、アナンダマイドといった
”至福物質”の分泌を促し、「抗不安効果」と「抗ストレス効果」を生み出す。
そうやって、PTSDに特有のフラッシュバック(扁桃体の過剰反応)を抑制し、
コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌も抑えてしまう。
その結果、トラウマが解消されると言うのです。
そして、自己免疫疾患が、トラウマに起因しているケースでは、
症状も、改善していくというのが、キーシャ・エワーズ博士の見解・解釈です。
長い目で見ることが大切です
ちなみに、こんな風に書くと、
”CBDは、一瞬で、トラウマを解消する”
と、誤解させてしまう可能性もあるから、念のため、補足します。
私自身の体感では、CBDによるトラウマの解消
(出来事への認識・ストーリーの書き換え)
は、とても、ゆるやかなものだと感じています。
何ヶ月も、毎日、CBDを使い続けているうちに、
ふと、以前と比べて、感情が穏やかになっていることに、
気づくといった、そんな感じです。
また、人によっては、無意識に抑圧していた感情が一気に、顕在化するケースもある。
だから、そういう人は、逆に、精神的に不安定になって、悪化しているように感じるかもしれません。
けれど、そういうプロセスを経て、癒しが起きることもあるのです。
そんな風に、何ヶ月という比較的、長いスパンをかけて、
変容が起きてくるのです・・・。
引用:
cbd HEALTH REVOLUTION
キーシャ・エワーズ博士はこんな人
Special thanks:
自然医学ナチュロパシック・メディスンの医師、柳井まみ先生