フィリップ・ブレア博士のお話の続きです。

前回の記事は、コチラ

いちばん興味、深かったのは、40代の退役軍人の男性に

CBDオイルを使って治療をしたケース・スタディ。

その男性は、アフガニスタンで従軍しているときに、

目の前で爆弾が炸裂し、帰国して退役したのちに、

「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)と、

「うつ病」を発症してしまいます。

それで、ブレア博士のクリニックに訪れ、

CBDオイルを使った治療を行うことに。

経口摂取(舌下吸収)で、CBDオイルを1日2回、服用してもらったところ、

なんと、PTSDとうつ病が、たった1週間で、

劇的に改善してしまったというのです(驚!!

ちなみにどこの製品を、どのくらい量、服用させたのか、

ブレア博士に直接、質問したのですが、教えてくれませんでした・・・

(CBDオイルメーカー主催の講座だったから、

大人の事情かもしれません)

過去に、「トラウマ的な体験」

(とてもつらい体験、悲しい体験)

をしている人は、脳の「扁桃体」という部分が、

とても敏感になっていて、日常でトラウマを

想起させるような出来事(同じパターン、類似の出来事)

が起きると、「扁桃体」が過剰反応を起こしてしまうのです。

(これがいわゆるフラッシュバックです)

すると、脳内で、コルチゾールなどの「ストレス・ホルモン」が、

ドバッと大量に分泌されてしまう。

それで、パニックになったり、自分ではコントロールできないほどの、

大きな感情の揺れを感じたり、精神的に不安定になってしまう・・・。

こうしたことが、PTSDや、うつ病の原因の一つと考えられているのです。

ここで、CBDオイルの出番です!!

大麻草に含まれる、「カンナビジオール」(CBD)

という成分には、「扁桃体」の活動を抑制する働きがあることが、

最新の研究でわかってきた。

CBDオイルを飲み続けていると、「扁桃体」の過剰反応を改善できる。

CBDには、神経系を落ち着かせる効果と、神経伝達物質の

「セロトニン」や「アナンダミド」の分泌を促して、

「不安」や「あせり」などのネガティブな感情や、

「ストレス」も解消するから、それらの相乗効果もあるのです。

また、アメリカ最大の統合クリニックの創設者、チェン・ルアン博士の研究では、

同じく大麻草に含まれる、「カンナビゲロール」(CBG)という成分にも

脳細胞を修復・再生させる効果があることがわかってきた。

(CBD、CBGともに、日本での使用は合法です)

ブレア博士の患者さんの、PTSDやうつ病が

改善したのは、こういう仕組みだと思う。

つまり、CBDオイルは、

物理的に脳に働きかけることで、「トラウマ」を癒す、

”飲むだけの、心理セラピー”なのです。

飛田貴生