医療大麻のパイオニア、フィリップ・ブレア博士のCBD講座
アメリカでCBDオイルを医療に取り入れている、
医師のフィリップ・ブレア博士から、伺ったお話を、紹介します。
フィリップ・ブレア博士の経歴
ブレア博士は、1972年に、アメリカ軍の陸軍士官学校を卒業した軍人さん。
その後、マイアミ大学・医学部を卒業し、軍医として活躍。
1991年の湾岸戦争にも従軍しました。
その後、開業医となって、CBDオイルを取り入れた医療を提供。
CBDオイルを使った治療の臨床経験は3,000人以上に上るそう。
アメリカのCBDオイルのパイオニア的なドクターです。
現在、80歳ですが、
身長180センチ以上あり、背筋がシャキッ!と伸びていて、
厳しい顔つきのいかにも、軍人さんという方。
でも笑うと、すごくチャーミングなおじいちゃん!
ブレア博士が3,000人以上の患者さんに実際に、
CBDオイルを使って、確認した効果をざっとまとめると・・・
ブレア博士が確認したCBDオイルの効果
【体の病気・症状】
●エンド・カンナビノイド・システム(ECS)に働きかけ、身体が本来持っている、自己治癒力を最大化させる
●アルツハイマー型・認知症の改善
●小児てんかんの改善
●脳の障害、外傷の改善
●喘息、肺の疾患を持つ人の、呼吸が楽になる
●がんの不快な症状を改善
●抗がん剤の副作用を軽減
●痛み、疲労感、関節炎の解消(免疫系に働きかける)
●関節の可動域が広がる(15−20%)
●やけど、切り傷、痛み、かゆみの改善(幹部に外用)
●標準治療の薬や治療法で治りにくい人に効果的
【心・精神】
●PTSD(児童虐待、戦争経験など)
●依存症の改善(タバコ、アルコール)
【健康な人】
●思考が明晰になる
●やる気が湧いてくる
●目の焦点が合う
●パフォーマンスが向上
●集中力が増す
【アスリート】
●反応速度の向上
●回復力が増す
●ストレスへの許容度を増す
【その他】
●睡眠の改善(寝るときはぐっすり、起きるときはスッキリ)
●時差ぼけの改善(体内時計を調整し、タイムゾーンに順応させる)
●使用した個人だけでなく、その家族にも作用(ファミリーダイナミクス)
●若返り
CBDオイルの使い方、注意点
●急性期(2-6週間)は、摂取量を増やし、症状が改善してきたら、一回の量を減らしていく
●作用の持続時間は、6-12時間(経口摂取の場合)
●「THC」(日本では違法)は、精神と体にダメージを与えるため、THCフリーのCBDオイルを使用すること
CBDオイルの効果をざっとまとめると、こんな感じだけれど、きっと、他にもっとあると思う。
それにしても、すごい効果に驚くばかり。
ちなみに、ブレア博士、ご本人がCBDオイルを飲み続けていちばん実感した効果は、「若返り」だということ。
ブレア博士はこんな方です。
ぜんぜん、80歳に見えない!
ブレア博士は、ご自分が経験した症例を5つお話してくださったけれど、
個人的には、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と、うつ病が改善してしまった
退役軍人の男性のケースがものすごく興味、深かった。
その話は、次回に続きます。
飛田貴生