CBDオイルとテルペンの薬草学 アントラージュ効果をつくるインドカレーのスパイス
我が家の外食は、インドカレーが8割
うちの、奥さんは、「インドカレー」が大好き。
飛田家の外食は、インドカレーが8割。
私は、ハンバーガー好きなので、たまに、「クアアイナ」や、
「シェイクシャック」、「ウマミバーガー」に行く。あとは、時々、お寿司。
けれど、飛田家で外食と言えば、ほぼインドカレー。
たまに浮気して、タイ料理に行くこともあるけれど、結局、「グリーンカレー」を食べる。
なんだ、やっぱり、カレーじゃんか!! 笑
私も、カレー好きだからいいのだけれど、なんで、うちの奥さんは、
こんなにインドカレーが好きなのだろう?
「過去生」がインド人だったのかな?
「アジアンビューティー」って、よく人に言われるし、出会った頃は、ヒラヒラした服をよく着ていて、
”ガンダムのララァ”
に似ているなって思った。
だから、カレー好きなんだって、思っていたのだけれど、正直、ずっと謎でした。
けれど、最近、やっと、本当の理由がわかったのです。
アントラージュ効果
大麻草に含まれる有効成分の「カンナビジオール」(CBD)は、
他の大麻草の成分の「テルペン」や「フラボノイド」などと、一緒に摂取した方が、
”アントラージュ効果”
と呼ばれる相乗効果によって、何倍、何十倍も、効果的であることが、最新の研究でわかっています。
「アントラージュ効果」は、カンナビノイド研究のゴッドファーザー、
ラファエル・ミシューラム博士と研究チームが、1999年に発見し、
その後、カンナビノイド研究の世界的権威、イーサン・ルッソ博士が、より詳細にまとめ上げた考え方です。
つまり、CBDだけしか入っていない、CBDオイルよりも、「カンナビゲロール」(CBG)や、「テルペン」「フラボノイド」が入っている、
CBDヘンプエキスの方が、「アントラージュ効果」が働いて、はるかに効果が高くなるということ。
インドカレーの代表的なスパイスは「テルペン」
ちなみに、「テルペン」(テルペノイド)は、大麻草以外の、香草や植物にも含まれていているんです。
だから、みんな知らないうちに、摂取している。
実は、そういったテルペンは、「ブラックペッパー」や「クローブ」「シナモン」「ショウガ」
「コリアンダー」「ローリエ」などに、含まれているんですよ。
あ、気がつきました?
これって、ぜんぶ、”インドカレーの代表的なスパイス(香辛料)”なんです。
CBDオイルとインドカレーの相性は抜群
だから、インドカレーは、CBDとの相性が、バツグン!!
カレーを食べに行く前に、CBDを摂取しておくと、スパイスに含まれる、テルペンとの、
”アントラージュ効果”によって、CBDの効果を増強してくれる。
つまり、ブラックペッパー、クローブ、シナモンなどは、CBDの効果をパワーアップする、秘密のスパイスなのです。
うちの奥さんは、ラファエル・ミシューラム博士や、イーサン・ルッソ博士よりも、いち早く、その事実に気づいていた・・・。
うちの、奥さん、すげー!!
だから、飛田家の外食は、インドカレーが8割だったんだ・・・。
納得! 笑
インドカレーは、”CBDの最強のトッピング”なのです。
あ、でも、直接、上にかけちゃダメですよ。
イーサン・ルッソ博士の研究レポート
大麻草の有効成分「カンナビノイド」の研究で、世界的な権威と言われている、
イーサン・ルッソ博士が2011年に発表したレポートでも、
「CBDなどの、カンナビノイド、とテルペンを一緒に摂取すると、痛み・炎症・うつ病・不安症
依存症・てんかん・がん・細菌感染の治療に、相乗効果を発揮する可能性がある。」
と、書かれているんです。
そのテルペンが、一皿にぎゅっと、凝縮された、インドカレーは、まさに、「アントラージュ効果の、宝石箱」です!
インドカレーの代表的なスパイスに含まれている、主なテルペンを紹介すると・・・
抗炎症作用のある「βカリオフィレン」
ブラックペッパーや、クローブには、「βカリオフィレン」
というテルペンが含まれています。
このテルペンには、「抗炎症作用」と、「抗酸化作用」があることがわかっていて、
「慢性の痛み」(疼痛)の治療に使える可能性があることを示す研究結果もあります。
また、βカリオフィレンには、「抗不安効果」「抗うつ効果」があるという研究結果もあるんです。
鎮静作用のある「リナノール」
シナモン、ショウガ、コリアンダーには、「リナノール」というテルペンが含まれている。
このテルペンは、”ラベンダーの香り”の主成分で、気分を穏やかにする「鎮静作用」があるほか、「殺菌作用」「鎮痛作用」もあります。
さらに、免疫系の働きを高める効果もあります。
ちなみに、コリアンダーは、タイでは、「パクチー」、中国では、「シャンツァイ」(香菜)と呼ばれます。
記憶・注意力を高める「ピネン」
あと、ショウガと、コリアンダーには、
「記憶」と「注意力」を高める作用がある、「ピネン」というテルペンも含まれています。
リラックス効果のある「ミルセン」
最後に、ローリエに含まれるテルペンの
「ミルセン」には、「鎮静作用」「リラックス作用」があるほか、「殺菌・抗菌作用」もあるんです。
主なインドカレーのスパイスと、テルペン、その効果をざっくり、まとめると・・・
インドカレーの代表的なスパイスとテルペン
*()内は、含まれているテルペン
- ブラックペッパー(βカリオフィレン)
- クローブ(βカリオフィレン)
- シナモン(リナノール)
- ショウガ(リナノール、ピネン)
- コリアンダー(リモネン、リナノール、ピネン)
- ローリエ(ミルセン)
テルペンの主な効果
- βカリオフィレン:抗酸化、抗炎症、鎮痛、睡眠補助
- リナノール:鎮静、リラックス、睡眠補助、抗ストレス、抗不安、抗うつ、抗けいれん
- ピネン:記憶、注意力、抗炎症
- リモネン:ストレス緩和、抗うつ、抗不安
- ミルセン:鎮静、リラックス、殺菌・抗菌、抗炎症
インドカレーは、美味しいだけなく、健康にも、いいことが、一目瞭然!!
さらに、「アントラージュ効果」で、CBDの効果を増強してくれる。
もうこれなら、飛田家の外食は、インドカレーが9割でもいいかも 笑
オススメのインドカレー屋さん
ダバ インディア (東京)
やっぱり、定番のダバミールスを食べたい!
いつやってるかわからないカレー屋さん。
定番メニューの焦がしバターチキンは、絶品!
スープカレーも美味しいけれど、
グツグツ煮えているキーマカレーがヤバい!
引用:
『CBDのすべてー健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド』
(アイリーン・コニェツニー/ローレン・ウィルソン著)
「香辛料・ハーブとその香り~香気生成メカニズムとその蓄積 飯島陽子」
「スパイスの科学」(武政三男著)