CBG(カンナビゲロール)は「スーパーバグ」(超細菌)を死滅させる
抗生物質の効かないバクテリアが世界に蔓延
あらゆる抗生物質が効かない、「スーパーバグ」(超細菌)と呼ばれるバクテリア(細菌)が、
世界中の病院でじわじわと広がっていることを知っていますか?
これまで長い間、抗生物質を使いすぎてきたために、
薬に耐性を持つ新たなバクテリアが、作り出されていると、
WHO(世界保健機関)も、危険性を指摘しています。
「CBGはスーパーバグを死滅させる」とガーディアンが報道
そんな中、「大麻草」に含まれる有効成分の「カンナビゲロール」(CBG)が、
「スーパーバグを死滅させる」
ことが、最新の研究でわかりました。
英ガーディアン紙(web版)の報道によると、
世界中の病院に蔓延する、もっとも一般的なスーパーバグの、
「MRSA」(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を、CBGがとくに強力に死滅させることが発見された
というのです。
CBGは、「カンナビジオール」(CBD)と同じ、「カンナビノイド」(大麻由来成分)の一種で、
主な効果として、”抗菌作用”で、知られています。
CBGは、スーパーバグに対抗できる
カナダ・マクマスター大学の微生物学者、
エリック・ブラウン博士の研究では、マウスをMRSAに感染させ、CBGを投与したところ、
「バンコマイシン」(MRSA治療の第1選択薬)と同じぐらいの、治療効果があることがわかりました。
ブラウン博士は、
”CBGなどのカンナビノイドは、抗生物質として、スーパーバクに対抗できる可能性がある”
と期待し、研究を続けています。
CBG(カンナビゲロール)についてアメリカ最大の統合医療クリニックの院長、
チェン・ルアン博士が、解説している動画も、紹介します。
引用:
英ガーディアン
「カンナビノイドは、スーパーバグとの戦いの武器になる可能性がある」