世界最悪の薬物は? 依存性のある危険ドラッグ ランキング
突然ですが、世界でいちばん危険な「薬物」(ドラッグ)が
何か、知っていますか?
「大麻」?
「エクスタシー」(MDMA)?
「コカイン」?
ブー、ぜんぶ、違います。
「世界薬物政策委員会」(*)が2019年に公表したレポートによると、
摂取した本人のリスクだけでなく、交通事故や家庭内暴力など、
他者へのリスクも含めた、もっとも危険なドラッグ1位は、
なんと、「お酒」(アルコール)なのです!!
あ、私、昨日も、一昨日も、飲んだし、
というか、最近、毎日のように飲んでいる気がする 汗;
ちなみに、よく海外などで、オーバードース(過剰摂取)
で亡くなってしまう人が多い薬物は、「ヘロイン」なんだけど、
危険度は、アルコールの方が、上なんですよ!!
あと、身近なところだと、タバコが、危険ドラッグ6位。
ちなみに、タバコは、5位の「コカイン」と1ポイントしか危険度が変わらない。
しかも、依存性は、タバコの方がコカインより、はるかに高い。
日本では、違法とされている、大麻成分の「THC」は8位。
タバコよりも、危険度が低いのですね。
あと、よく芸能人が逮捕されて話題になる、
「エクスタシー」(MDMA)の危険度は、17位。
レポートでは、アルコールの危険度が72ポイント、
エクスタシーの危険度が9ポイントになっているから、
お酒の方が8倍も危険!
すべての薬物の危険度は、コチラ。
「依存性」や「オーバードース」など全部で10項目で、
危険度が評価されているので、すごく興味深いです。
私、クライアントに心理セラピーを提供していて、いつも思うのだけど、
人って、事実でないことを、事実と思い込み、
真実でないことを、真実と思い込んで生きているんですよ。
そして、それが事実・真実だと、一度、思い込むと、
よほどのことがない限りずっと、それを信じ続けてしまう。
で、みんなそういう思い込みの中で生きている。
だから、
”信じていること=真実ではない”
のです。
大麻所持などで逮捕された芸能人を叩いているマスコミの人たちは、
その人のことを”絶対的な悪”だと信じているのだと思う。
だから、記事でボロクソ書ける。
で、仕事終わりに、居酒屋で生ビール大を
飲みながら、タバコを一服する。
実は、そっちの方が、すごいやばいドラッグ。
しかも、既に重度のアルコール依存症
(薬物中毒です!)だったりもするのだろうけれど、
その”不都合な真実”には気付いていない。
きっと、私もなのだろうけれど 汗;
ああ、恐ろしい。
ここまで読んで嫌な気持ちになってきた
人もいるかもしれないけれど、
(書いている私が憂鬱になってきたけれど・・・)
ちゃんと、目を見開いて、真実を見極めよう、
みんながそう言っているからって、盲目的に信じたらダメだよ、
と言うことを自分に言い聞かせるために書きました。
*「世界薬物政策委員会」(GCDP)
人道的な見地から、薬物や薬物政策が社会にもたらす被害を減らすことを目的に創設された、国際NGO団体。
元国連事務総長のコフィ・アナンさん(故人)や、英ヴァージングループ創業者のリチャード・ブランソンさん、
元ニュージーランド首相のヘレン・クラークさんら、国際機関や、各国の元トップ、経済界の有識者が名を連ねる。