エンドカンナビノイドシステムとは? CBDが体を最適化する仕組み
私たち人間の体、そして、昆虫以外のすべての地上の生物の体には、
「大麻草」に含まれる有効成分を、受け取って、分解し、利用する、
「エンド・カンナビノイド・システム」(ECS)と呼ばれる、
生物学的なシステムが、生れながらに備わっています。
大麻草はの学術名は、「カンナビス」。
エンドは、「内因性」。
ノイドは、「〜のようなモノ」という意味。
つまり、”人間の体の内部で、大麻草のような化合物”(エンド・カンナビノイド)を生成して、
活用するシステムが存在しているということ。
この生物学的なシステムは、1994年に、「カンナビノイド研究のゴッドファーザー」と呼ばれる、
イスラエルの、ラファエル・ミシューラム博士と研究チームによって発見されました。
ECSは、人間が地球上で生きていくために欠かせない、
「睡眠」「食欲」「消化」「空腹感」「運動制御」「免疫機能」「生殖機能」「受胎機能」
「快楽と報酬」「痛みと炎症」「記憶」「体温調整」「感情」「ニューロン新生」「認知」といった
あらゆる生理機能を制御する、「マスター・コントロール・システム」です。
私たちの体に、十分な量の「カンナビノイド」があるとき、肉体の内部環境を一定の状態に
保ちつづけようとする力である、「ホメオスタシス」(恒常性)が正常に働くことで、
心も、体も、そして、魂も、健全な状態をキープすることできる。
しかし、一旦、「カンナビノイド」が欠乏してくると、
うまく、身体の生理機能を、コントロールできなくなって、健康も、徐々に損なわれてしまうのです。
「大麻草」には、ECSのパワーの源である、「カンナビジオール」(CBD)や、
「カンナビゲロール」(CBG)といった「植物性カンナビノイド」が、
含まれているので、ECSの働きを、サポートする効果があるのです。
「植物性カンナビノイド」が含まれた、CBDオイルを毎日の生活に取り入れると、
体内の「マスター・コントロール・システム」が、
最高のパフォーマンスを発揮して、あなたの体と心と魂を最適化してくれます。
引用:
『CBDのすべてー健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド』
(アイリーン・コニェツニー/ローレン・ウィルソン著)